訪問診療・在宅酸素・緩和ケア

当院はご自宅での 訪問診療・在宅酸素・在宅緩和ケア を中心とした機能強化型在療養宅支援診療所です

在宅医療 家族の広場

在宅での知恵を共有するための広場です

日常の診療の中で、患者様・ご家族様から教えていただいた
在宅の知恵をご紹介させていただく広場です。
 
 
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目次

・手作りのミトン
・点滴の際の知恵
・日々の記録
・読書に便利なブックスタンド
・認知症の方のための車いすバンド
・人工肛門のねじれ防止・もれ防止
・腰が痛くて曲がらない方の靴下の履き方
・認知症の予防の工夫

手作りミトンのご紹介

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患者様のご家族様よりアイデアのご提供を頂きました。
手作りのミトンです。

材料として、某100円ショップの鍋つかみと、同じく100円ショップのバンドを組み合わせて作成されたそうです。鍋つかみの親指の部分は、ミシンで縫って親指がフリーにならない様に工夫されているそうです。
医療ショップで売っているものについては、デザインも無地のものが多いですよね。日々の介護の中にちょっとした工夫を拝見させていただきました。


 

ご自宅で点滴時の知恵のご紹介

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点滴スタンド(代用)のご紹介をいただきました。介護用品での点滴スタンドもレンタルがありますが、急にご自宅で点滴などを行わないといけない場合など、点滴をかけるところがなくて困ってしまったなどが、在宅診療時よくあります。洋服スタンドなどがその際に重宝しております。針金ハンガーも重宝しております。

 

お家での日々の記録の工夫

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患者様よりどのように記録をつけたら良いでしょうか。とのご質問がありましたので、この様な記録の付け方もご参考になればと存じ上げます。こちらの管理票もご家族様が、自作された記録表です。かなり細かい管理表となってますね。

あれ?いつ排便あったかな?薬飲んだかな?とならないような工夫ができれば良いと考えます。

読書に便利なブックスタンド

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読書をされる方は、多いかと存じます。読書の際に、腕が不自由でページをめくったり、持って読書する事が難しいという場合、ブックスタンドを使用するという方法があります。患者様より金属のフレームのブックスタンドの使い勝手が良いですよとのアドバイスを頂戴しましたので共有させていただきました。読書の際に、ページがめくりやすいとのことです。
 

認知症の方のための車いすバンド

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今回は、認知症の方のための車いすバンドのご紹介です。車いすに乗っている際に、どうしても転倒転落予防のためのバンドを外してしまう患者様のご家族からご紹介いただきました。バックル部分に、写真のようなカバーをされて、使用中はバックルが完全にカバーに隠れるためバックルを外すことがなくなったとのことでした。

 

人工肛門(ストーマ)のねじれ防止・もれ防止

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人工肛門を使用していると上記の様にねじれてしまうことがあります。
ねじれにより、人工肛門の接着部付近に排液がたまり、接着部が弱くなり漏れてしまうことが多々あります。そこで考えられた方法が、下の写真のようにプラバンなどでねじれないように固定する方法です。既存の人工肛門ではねじれ防止機能がついたものがないため、工夫が必要でしたが、この様な方法があるという情報をご提供いただきました。

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腰が痛くて曲がらない方の靴下の履き方

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ご高齢になると腰が腰痛などで痛くて曲がらない方、うまく靴下が履けない方がいらっしゃいます。今回患者さんからこのような機械がありますよとのことでご紹介いただきました。



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このような装置を用いて靴下を装置にかぶせて、最終的に両サイドのヒモを引っ張ることで履くことができるとのことで、実際に拝見しましたが目からウロコでした。腰痛などで靴下を履くのにお困りな方はご検討いただければと思います。

認知症予防の工夫

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認知症の予防には、脳の体操があります。写真の患者様は、昔大好きだった百人一首のカルタを息子さんと一緒に行っているところです。パソコンのソフトから百人一首の音声が流れカルタをされております。この取り組みを開始ししたところ、生活のリズムが回復され、よく眠れるようになったとのことでした。診察時にカルタを行っているところを実際に拝見いたしましたが、声を出し、ペンを使用されており、脳を活性化するような体操として非常に良い取り組みであると考えます。

実際に、認知症ガイドラインには、個別機能訓練プログラムを実施することで認知症患者様の精神心理面や生活機能の改善を示唆する研究が散見されます。
またご家族で取り組める内容というのも良い状況を生んでいるものと考えます。

武蔵野みどり診療所

訪問診療・在宅酸素
一般社団法人緑誠会

武蔵野みどり診療所


令和6年11月1日
新規患者様受入れ状況
 受入れ可能 〇 です

緩和ケア内科
受入れ可能〇です

在宅酸素受入れ状況
受入れ可能 〇 です
(現在稼働総台数40台程度)
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三鷹あかつきクリニック
当院の外来専門分院


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